ノーマル駆動のIPS液晶と直下型LEDバックライトを組み合わせた普及モデルです。地デジ/BS用チューナーはトリプル仕様で、番組視聴中でも、別の2番組の録画が可能です。鮮やかさはちょっと物足りませんがコストパフォーマンスは良い方だと思います。
東芝Regza43C310Xの特徴
- 地デジ・BS/110度CS・ブルーレイソフトを4Kの緻密な映像で再現する
- デジタル放送の映像や文字がさらにクッキリ
- BSも地デジも3チューナーだから番組を見ながら別の2番組を同時に録画できる
- 上質な高音質を実現
いつも見ている地上・BS/110度CSデジタル放送を4Kの緻密な映像にアップコンバートします。地デジはもちろん、BS/110度CSデジタルやブルーレイソフトの映像も高精細な4K解像度で楽しめます。
地デジ映像をさらに高精細感に復元して、画素毎に適した処理を行うことでノイズを際立たせることなく高精細でクッキリ感のある映像を再現します。
この他にも色々な録画機能が付いているし、USBハードディスクにも手軽に録画できる機能もも嬉しい。
映画やスポーツ、エンターテインメントなどの感動のシーンを聞き逃すことがないように明瞭で厚みのある高音質を再現します。さらに、1700バンドを超えるイコライザーによって緻密な音質補正を行い、クリアな高音と豊かな低音再生を実現します。
専門家評価の良いポイント
IPS液晶で部分駆動も行っていないため、コントラストは浅めですが、すっきりとした画調に仕上がっているようです。色再現は、鮮やかさよりナチュラルなトーンを志向しており、肌色も安定しています。そして一番の強みは、2K→4K 変換の精度の高さにあります。地デジ/BSの視聴でも、4Kネイティブを思わせるきめ細かな描写が得られ、満足感は高いです。ひかりTV、Netfix、アクトビラ、Amazonプライム・ビデオ、yutubeなど、4K動画配信サービスへの対応も万全。リモコンは基本的に上級機と変わらず操作性は良好です。ゲームファンから好評の4K瞬速ゲームダイレクトも対応済みです。
専門家評価の悪いポイント
鮮やかさを強調したような映像を好む人には、やや物足りないかもしれません。4K/HDR表示も対応済みですが、パネルの能力を考慮した絵作りとなるため、白をピカッと光らせるようなHDRらしい表現は得意ではないようです。